鋼製橋梁亀裂調査

鋼製橋梁亀裂調査について 鋼製橋梁においては、老朽化や交通量の激増により様々な損傷がみられるようになっています。
最近になって50年問題に伴う老朽化インフラ対策が叫ばれるようになり、国土交通省の点検方針が決定されました。
当社ではすでに10数年前より橋梁点検に伴う非破壊検査に携わっています。
この点検においては次のような手順で検査が進められています。
亀裂調査手順 1.近接目視点検による塗膜割れ調査

構造物にき裂が発生している場合、その上の塗装にも割れが生じることが多いため、まず塗膜割れの調査を実施します。
2.事前調査

塗膜を除去し、表面を研磨したのちに磁気探傷試験を実施します。
この時き裂が検出された場合、写真撮影を行い記録に残します。
また、必要に応じてき裂の研削、除去、ストップホールの施工も行っています。
当社の研削・研磨の技術及び写真撮影の鮮明さは、多くのお客様に好評をいただいております。
3.補修・補強

事前調査において検出されたき裂は、その後補修が行われます。それに伴って補修後の健全性を確認するための検査を実施します。